盆の明確な起源は分かっていませんが、1年に2度、初春と初秋の「満月」の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があったそうです。
(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残り、ではないかとの事です)
が、初春のものが祖霊の年神として神格化を強調されて正月の祭りとなり、
初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったとされています。
日本では8世紀ごろには、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられています。
「bon(盆)」と「vrabon(盂蘭盆)」
という項目がありまして、それらによると盆は、陰暦7月に仏教徒(
宣教師の立場からみれば「異教徒」にあたりますね)が、陰暦7月の14日・15日ごろに、死者の為に行う祭りであると、説明されているそうです